乱流のクリスマス限定SSのこと。

拙文語りです…。
今回のクリスマス限定SSは、ゴドさんが初めてなるほどくんの家に行く設定になっているのですが、今度の裁きで出そうと思っている本の為に書いている話が、ゴドさんが二度目になるほど君の家を訪れるところから始まっているのです。だからある意味で今回のクリスマスSSって前振りみたいな形になっているのですが、原稿のほうのネタを上げて書き始めてから唐突にこのクリスマス話を思いついたので、狙っていた訳でもなく単なる後付です。だから思ったより長くなってしまったのでした。本当は最初からいきなりゴドさんとなるほどくんがふたりでイチャイチャな会話しているだけの話だった。
途中辺りでなるほど君が「他人を家に招くのが苦手」と云っているのですが、その部分を割愛しているのは、原稿のほうでゴドさんとなるほどくんがその件を語っているからなんです。と云ったっていつもの如くこの理由も、私が勝手になるほどくんを分析して独断と偏見で決めただけなんですが。

別に今に始まったことでもなく、文章を書いている人は誰でもそうだと思うのですが、自分の文章に対する根拠のない自信と激しい自己嫌悪みたいな相反した感情が常に拮抗しつつ自分の中に存在している状態で普段文章を書いています。面白い本教えてと云われたら、私の本！と云いたい時と、こんな文章で本当ごめんなさいと思っている時と、それは交互に訪れるのではなくて必ず同居して同時に表出するんです。だから妙に自信満々なことを私もよく書くんですが、本気でそう思っているのかと云ったらまるでそんなこともなく、だからと云って読んで欲しくなかったらひとりで萌え発散してネット上なんて公の場には上げていないので、基本的にはやっぱり読んでくれ～この気持ちを共有してくれ～と思っているんですよね。
然しこの感情はこうして解体して文字にすると全く違ったものになってしまうし、いつも以上に鬱陶しいことこの上ないな。だから夏彦先生は自分の話について余り語らないのだろうなと思ったよ。毎度云ってるわこれも。

だから、いつも有り難いなと思っている以上に、みんな本当に拍手とコメントありがとウワー！！と叫びたくなるときがある。笑