みんな無事か？！｡･ﾟ･(ﾉ三>)･ﾟ･｡いま此処にこんなこと書いても何の意味もないだろうけど、みんな無事でいて！！！頼む！！！
もうウィキが出来てるみたいです。連絡だったり状況だったり、色々見られるかもです→これ。そしてこっちが消息情報


以下は自分が先ほど実感した話を延々してます

私は現在、会社に居ます。東京は当然と云えば当然ながら交通マヒで、電車などが一時すべて止まってしまったので、復旧しても帰れないと踏んだほうがいいだろうと、帰宅は早々に諦めました。諦めて正解だったんですが、こういう時って何故か帰りたいんですよね、不思議なものです。都心部の主要路線はそれでも随分早く仮復旧したそうで、東京はやっぱり凄いわ、しかも終日運転だって本当有り難い…！と思ったと同時に、この規模でこの状況じゃヤバイのかもなとも思いました。私はどっちにしても帰れませんけどねJR…。いや、いいんだ。危ないことしないほうがイイと思うし。待ってる人はつらいだろうけどね。避難所に行くのよマジで！凍えしぬ！

関東は全然被害が少ないと思います。それでも本当に怖かった…！地震時点で私は実母と地上3階地下1階の4階建の地下にある会社に居たので、縦揺れだったら死んでたなあと後々思いました。しかもウチの母その時トイレに入ってて 笑。何この典型的な感じ。私はPCに向かってて「あれ？地震…」と思ったんだけど、此間の水曜にあった「眩暈みたいなゆるゆるした横揺れ地震」と思って、最初はそれほど気にかけなかったんですね。揺れてるなーぐらいで。日本人って地震に慣れてるからこんな感じじゃないですか。でも揺れがだんだん強くなっていったので、ツイッターで叫びつつ（余裕そうに見えるかもですが、最初は実際余裕だったの。そのあとが長かったの！）声に出して「地震！」と云ったら母親も「大きい！」とトイレから怒号を寄越しまして、いや大きい方をしてるとか別に聞いてねえから、とその時はマジで思ったのよ。そうじゃねえよって。母親がトイレから飛び出してきて「ドア開けて！机に潜って！」って云われても、ウチの会社の出入り口ドアって開きっ放しにならないんです。おいおいおいおい、この期に及んで何事よ！とギャーギャー喚きながら手近のパイプ椅子をドアに挟んで見上げたら、吹き抜けの中庭から見える2階の歯科医から女医さんがぴょこんと飛び出してきて、「こわいよー！ぎゃぁあああ！」と喚いてる私を見下ろし笑ってるの。お前…どっかキレちゃったんか？笑ってる場合違うと思うが。いや、私の奇声が可笑しかったのは認めるけどさ。というか、あの人も実際に笑ってた訳じゃないと思うけどね、笑声上げてた訳じゃないし、そう見えただけというか、こっちも混乱してたから。

すごい自惚れたことを云いますが、私実は自分自身を結構冷静な人間だと思ってたんです。ヤバイ状況に立ち会っても、それなりに理性的な判断が下せるだろうぐらいに思ってたんです。
いやはや、全ッ然でしたね。まったく駄目でした。喚いても無駄だということは判ってたんですが、「こわいー！」とか「まだ揺れてる！」という声でも上げて主張してないと、5m程度しか離れていない母親に状況が伝わらないんじゃないかと思って、とにかく騒いでました。あと、声上げてればこの事態から抜け出せるんじゃないかと思っちゃって。とっととデスクの下に潜ればイイのにそれも何故か出来なくてうろうろしちゃうし、その割りに本能的に高いロッカー近くは避けたりして、なんだか自分でも訳が判りません。
物凄く長く感じました。こんなに長くて大きい地震なんて生まれて初めてだとか、こりゃ死ぬわヤバイよ自分の同人誌まだ家にあるわなとか、お願いだから早く止まってとか、お母さん怪我したらどうしようとか、どうすればこの揺れから逃れられるのとか、これは絶対に宮城が震源地だこないだの本震が来たんだとか、ゴドーさんこれは私死にますとか、そんなことを思いながら、これも生まれて初めて、地震で机の下に本気で潜るという行動を取りました。ああいう時って案外「神様！」的なことは思わないんですね。それは私が無宗教だからなのかも知れないし、自分的に突発だったからかも知れないですが、経験したくはないけれどもう少し長期的な生命の危機に直面したら「神様助けて！」と思うのかな。判らないけど。単に高を縊ってただけかもだけどね、まだ死ぬ訳ないってさ。そう思いながらみんな死ぬモンなんだろうとも同時に思ってたんですけどね。

大袈裟に感じるだろうとは思います。今は私もそう思います。未だにたびたび訪れる余震の中に居ても、「東京だろ、それほどでもないだろ」と本当に思う。でも怖かったよ、こんな揺れ方したら東京崩壊する！と本気で想像した程度には、これって現実に起こる事態なんだ！と思っちまったぐらいには。それでもね、揺れが徐々に収まってから社内を見渡したら、殆ど変化がないんですよ。どうなってるのこの仕事場は……おいおい頑丈かよ馬鹿野郎。倒れてたのってロッカーの中の書類とかファイルだけ。あんなに揺れたのに！酔うぐらい揺れたのに！死を覚悟するくらい長い地震だったのに！寧ろそっちのほうが信じられなかったです。地震大国日本なんて要らない呼名つけられるだけは建物が丈夫に出来てるのかもって、これほど実感してしまったことはありません。
呆然としたままデスクについてから眩暈を感じて、「あ、これは眩暈じゃないな、余震だ」と水曜日のことを思い出し、出入り口の扉を開けたままひたすら愕然としているうちに次の地震。またデスクの下に潜り込み…もう嫌ｧｱｱと云いながら。その時はデカい余震だと思ったんですが、実際には震源地が茨城の別の地震だったようですね。別とは云っても、誘発されたものだったんだろうけど。今回の地震はプレート地震だったという話も聞きましたし。

ここからがまた情けない話なんですが、余震が続発する中、私はと云えば、ただひたすらボーっとしてました。とりあえず上衣を着て財布を持って、そこまでで完全にストップ。地下なんだから地上に出るべきだとは思うんですが、あの規模以上の地震が来るとは思えなかった所為もあります、テレビ点けてみたらニュース一色で、余震は来るだろうけれど…的な物云いだったからだったのかな。一度にあの規模が起こったら、同じくらいの余震はあってもそれ以上は起こらないだろう、というのは地学を専攻してたが故の要らぬ思い込み知識だったかも知れませんが。
そうしてたっぷり一時間近く茫然自失してからハタと気づいて、母親と仕事場の向かいにあるスーパーに行きまして。そしたら地震で閉めるって云うから殆ど強引に入って食材やら水やら買い込んで（全部半額だった…）から会社に戻り、そこで「よし、帰れないな今日は」と。遅いっつうんだよ。
大家さんにその旨伝えに云ったら毛布貸してくれまして。ヤッタ！「本当は上の階に居させたいけど云々」という判りやすい釈明を聞きながら、それでも私たちが地下に居ることはこの人達が知っているのだしと思いつつ、会社待機です。ここで心配になるのは当然他の家族のことでしょうが、実は私の職場の社長は実父で、この実父がまた生涯で初めての一週間海外旅行に昨日出立してたんですよ。なんて悪運の強い人なの。上の弟も同じ仕事場に居るので、午後7時に戻ってまいりまして。彼は今の自宅が近いので帰りましたが。で、問題は末弟となって、この子の住まいがまた神奈川の藤沢近辺なんです。神奈川の海際は津波警報が出てるし、死亡者が出てるとニュースでやるしもう気が気じゃなくなって、でも電話はかけないほうがイイだろうし、とりあえずメール一本だけ入れて、それ以降はグっと我慢。この辺も全部ツイッターで皆の安否を確認した後、情報を見れたり出来たからでした、ツイッター感謝！！！まあ、デマも流れまくりましたが、そういうのって案外判るモンですしね。

今ここに書ける以上は身内は無事だったということですが、友人でまだ連絡が取れていない人も居ます。こわい…　
なんかもう、あんな揺れかた本当信じられないわ…震源地に居た方、それから私が知っている大きい地震に遭われた方々はこんなモンじゃなかったんだろうと思うと本当に怖い。信じられないわあれは…。私が居たところって結構揺れが激しめだったらしんですね、震度は5弱だったらしいですが、あれで5弱って……7ってどうなってんの……。何が恐ろしかったって、やっぱりその後の津波でしたよね。現実だと思えない映像を見てもう混乱しました。はあ…

とりあえず朝になったら帰れることを祈りつつ、買っておいたもの食べながら準備してます。もう地震が来ませんように。避難している方々や、ライフラインが途切れている方々、すべての人がなるべく早く日常に戻れますように。こわいよーぅ！