裁き用原稿を書きながら、昨日今日と今度は「ドルアーガの塔」をプレイしています。ええもう駄目人間だと云う認識すら失くなりました。

私はアーケードゲームをやる習慣がないので、否、アーケードゲームに嵌っていたのは一昔前の2・3年間だけなので、ドルアーガは最初からFC版でしかプレイしたことがありません。まぁドルアーガのアーケード版をプレイするには年代がちょっと下なので当然と云えば当然なのですが。それにしたってドルアーガは難しいですよね。名作と云われるだけはあるが、こんな難しいものを当時小学生ぐらいの子供がやっていたのかと思うと恐ろしいな。こんな難易度の高いゲームをアーケードでやっていた人々は金も時間も感動もひとしおだったのだろうなと思います。ちなみに私がゲーセン通いしていた当時に嵌っていたアーケードゲームはマジカルドロップなんですがね…普通だな。
で、ドルアーガなのですが、子供の頃はゲームの難易度が高いことと単純に内容が理解出来なかった故、友達に貸しっ放しにした侭、私は攻略本だけ読んでいたのです。然も何故か裏ドルアーガの攻略本。たぶん実家を漁れば今もあると思うのですが、私は攻略本を読む事自体も大好きなので、攻略本を読んでから面白くなってゲームに嵌る逆パターンがよくあります。それの先陣が実はドラクエです。特にドラクエ3の攻略本で、私の所持していたものは所謂小説染みた本だったのです。ストーリーになっているというのかな。今で云う…なんだろう、アルテマニアに近いかしら。その裏ドルアーガもストーリー性の高い攻略本だったので、ゲームは難しくて結局10階行くのがやっとだったのですが、とにかく本が面白くて。一応ドルアーガって恋愛物じゃないですか。恋人を取り戻しに行く主人公と云うベッタベタな話が大好きでした。
プレイし始めてからその頃の事を思い出して、思わず攻略日記ないかしらとネサフしていたら、さすがドルアーガ、山のように出てきました。で、結局プレイするより攻略日記にどっぷりだ。いやでも基本的に攻略日記が面白いと云うことはゲームは当然面白いのだよ。管理人の書き方にも依るのだろうけども。攻略日記だって単に「此処でこのアイテムを取る」なんて書かれているより、プレイした人の苦労話や感動秘話やツッコミが入ったほうが無論読むだけでも愉快ですから。

で、当時、その裏ドルアーガ本を読んでいた際、苦労しながら階を攻略した作者が佳境の場面で「表と同様、クリスタルに剣を突き刺してみると…なんとZAPされる」やら、「カイ（主人公の恋人）に剣を出したまま交われば当然ZAPされるが」など、「ZAP」と云う言葉を頻繁に遣っていたのですね。私は「ZAP」の意味自体が判らなかったのですが、何か非常に拙いことであるのは判ります。それに何より書き方や挿絵が恐ろしかった。この恐ろしさはね、初期ゼルダの音楽＆効果音に似たものがある。何となく空恐ろしい、悍ましい感じね。でも「ZAP」って何さ。そうか判らないから怖いのか？判らないものって恐怖よね。と思ったまま判明せずに十数年。今日初めて判りました。ZAPとは、最下位フロアに飛ばされアイテムの殆どを失うこと…でした。そ、そうですか…。そりゃ確かに恐ろしいわ、だってドルアーガって60階まであるんだよ。まさに水の泡だよ。
ちなみに「剣を出したまま恋人に交わる」と云っても、エロイ意味ではありません。どうでもいい。


何が云いたかったかと云うと、別に何が云いたいわけでもなく今日も愉しくゲームしてました、ってだけですハッハッハ。まぁそうだな、敢えて云うなら攻略日記ひとつでも面白い文章ってのは作品と呼んで過言ではないよなぁとしみじみしました。文章って偉大だね…精進せねばね…。原稿そっちのけでゲームばっかりしていたことへの云い訳ではありません、ゴドーへの愛は今日も溢れんばかりです。だから聞いてない。

ところで今更ですが、昨夜は絵チャ＆ゴド（？）チャットにお邪魔しました。神がいっぱい…！興奮で息切れしっ放しだった所為か、退室ボタン押した途端に寝落ちました。ほんと愉しかった！