ジャンル不問萌え語り&日常/女性向け同人要素過多・要注意
2006/07/20 (Thu) 23:29
他人のことだったら面白いんだけどね。それも酷い話だが、いざ自分になるとねぇ。例えどんなことでも、自分の身に降りかかって初めて真実の痛みを知るモンで。何かを嫌うのも好くのも、結局は近親憎悪やナルシズムでしかない。以前Yキさんが「どんなに嫌だと思っても心の内に秘める。その前に嫌だと思わないようにする」みたいなことを仰っていたのを不図思い出した。何か凄い格好善いな~!と思ったのよねそれ。それは普遍的になると云う事ではなく、相対的になると云う事だと思うのよ。常に主観とは別に客観的判断も下したいと云うことだと思うんだよね。大人だよあの人は本当に。益田益田ウルセーけど(笑)
こういうのは対人間になると特に必要な能力なのかもと思う。嫌なところを論うのはきっと簡単だけれど、好きなところを羅列するのは気恥ずかしいし難しいです。兎角多数決に左右されるのが世の常だけれども、これは誰もが好きと云っているものを嫌いと云うのは格好イイことだと勘違いしてしまいがちなのに酷似している。つまり誰もが嫌いと云ったものに対して好きだと云うことのほうが勇気が要るような感じと云うか。だから嫌悪と云うのは自己主張ではなく、遍くエゴなんだろう。つまり自分を好きだと思うことと虚栄心は全くの別物だという事を忘れてはならないな……と、原稿の推敲に嫌気がさした時に思ったのだった。何じゃそりゃ。 人と也と云うのは言葉にしないと伝わらないけれども、語るに落ちるって言葉があるように、語れば語るほどドツボに嵌るってのは実際あると思うのよ、私みたいに(うるせぇな笑)必要か否かの取捨選択は個人の中にしかないけれども、云わなくても善いことまで語ってしまうと「ウオーこいつ面倒臭せぇ」とかウザーっと思われても仕方無い訳だ。けれどそれも、受け止め方に依る部分が大半を占めていて、けれどもけれども、虚偽と云うのは結構相手に伝わってしまうんだわ。虚栄も諛いも大切だとは思う、然し忘れてはならないのは万人に好かれるというのは絶対にあり得ないと云う事。無条件で好いてくれる人が居るのなら、本当に偉大なのは好かれているほうではなく好いている人のほうなんでしょう。 ま、実際は偶に居るけどね、無条件で誰もが好きになってしまうような人って。そういう人は遍く↑みたいに自己を語ったりはしない人だ(笑) そんなことを云いつつ以下、拙文語り。免疫必須。 とりあえず入稿おめでとうオレ!!最近日記頻度が増しているのは、欲求を吐き出すところが欲しかった所為だと思われ。好きでやっていることにストレスを感じるってのも本当不思議な話だよなぁと、こういう時にとても思います。でもお陰で完璧なトランス状態。有り難い!今なら何でも書ける気がする!技術なんか後回しだっ!元々大して無いけど!……って、何なんだこの自意識過剰っぷりは!ちょっと面白い!つか、「!」ばっかりでウルセー!って事で不備や突発的なアクシデントが無ければ夏コミでちゃんと新刊出せると思います。ついでに云うと今書きたくて仕方無い感じだから、オン更新したいッス。逆に云えばこの状態でアンソロ原稿書き上げちゃいたいなと。 今回身に染みたのは「二度目の恐怖」です。私は逆裁のSSで「略奪」という、まだ連載中の話をUPしているのですが、その話ってのがゴドーと成歩堂が二度目の行為に至るまでに右往左往する話で、これは私個人が常々から「二度目こそ難しいことはない」と思っているが為に書き始めたモノなのだけれど(当て付けされたゴドとナルごめん)なんか今回本当身に染みた…。学習能力がないと云ったらそれまでなのですが、一度の経験ぐらいじゃ本当判らないことだらけなのよ。ビギナーズラックもついてるし、一度目って結構巧くいったりするじゃない。いや、私は思いっ切り失敗かましたけどさ。 何にせよ一発目が良くても二発目がダメだと台無しじゃない?本を買うときにしたって、その人の最初の一冊がダメでももう一冊傾向の違う作品を読んでみて、それでもダメなら本当に合わないんだな、って思ったりしない?逆に一冊目が良くても、二冊目がダメだったりするともう三冊目は買わなかったりしないかしら?とか云いながら私は作者買いするほうなんだけどさ。 なんか今回本当そんな気持ちになったんだよね…。私は今回のが実質上の個人誌二冊目に当たるからね。個人的にはまぁなんかいっぱい削除した部分があったから煮え切らなくもあるのだけれど、自分的にはとても巧くいったんだ、あくまで自分的には。でもそれを他者はどう思うか判らん訳だ。本当微妙な心理状態なんだよね。 全然関係ないんだけど、実は全く別世界観のゴドナルが浮かんでしまった。私は余り世界観に相違がある話は妄想しないのだけれど、物凄いピュアなゴドナルが思い浮かんでこりゃ書きたいなーみたいな…乱流で云うと「煥発」途中辺りから枝分かれするような世界観の話なんだけど。結局はゴドナルなのだけれど、そこに至るまでが滅茶苦茶長いと云う感じの……いやいや、オマエ善いから他の原稿に着手しろよ。 PR この記事にコメントする
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