ジャンル不問萌え語り&日常/女性向け同人要素過多・要注意
2006/08/23 (Wed) 12:25
このクソ暑い時期に(そう云えば↓の日記、「暑い」が「熱い」になってる)雪が降っている夢を見て「うわ、溶けそうだなぁ」と非常に理不尽なことを思っていた。昨日冬コミの話をしていたからだろうか。
そんな訳で、原稿で死ぬだろうことが判っていた昨日は仕事夏休み貰った。昼酒はいいネ…!ご馳走様でしたv溜め込んでいたつもりはなかったのだけれど、自分のことばかり話してしまった気がする。自己顕示欲の強いやつですみません。然し昼酒ってやけに酔いますね。 話しているうちに熱が上がってきたからなのか、何かに感化されたのか、原稿中に「早くこれを書き上げて、ゲームしたり本読んだり違う話を書いたりしたい」とずっと思っていた所為なのか、うっかりまた新しい話を思いついてしまった。新しい話と云うより以前書こうと思っていた話のプロットが頭の中で組みあがった感じと云うか。コピー本にしようかと思ったのだけれど、オンSS内の話なのでオンで上げようと思います。ただ時系列が長期に渡るから何処におくべきなのか迷ってしまう。 本は二冊読了。さっさとハリポタを読めばいいものを、どうしても持ち運び出来る文庫本を優先して読んでしまう。内一冊の本の中で、とある登場人物が同業者である作家を批判するシーンがあり「厚化粧を塗り施したような文章」という酷評をしていて、そんな一文だけでそれがどんな文章なのか伝わってきたから凄いなと思った(凄いと思ったのは当然、その本の作者のことだけど)同時に、その濃厚な文章とは反した文章への酷評として「あっという間に読めてあっという間に忘れてしまう。ストレート表現は心に沁透し易いが、心を打つものではない」と。巧いね。巧いが、この人が実在の人でなくて良かったと思った。いや、それを書いている作者は当然実在する訳だから、その作者が読書する際にはそんなことを思っているのだろうかと思ったらちょっと文章書くのが怖くなった。プロは凄いことを云うものですな。そういう意味では夏彦先生みたいに「この世に面白くない本はない」って云い切ってしまう人って、驕りがないようにも思えてくる。あの人自体は文章力の素晴らしい人なのにねぇ。ちなみに上記の作者自体はどちらかというと前者寄りの文章を書く人。 知人で、とても尊敬しているプロの作家さんが居るのだけれど、そういえばその方も「ストレート表現が必ず心を打つのかと云ったらそんなことはない。『真っ直ぐな表現』と『衒い』は実はよく似ていると思う」と日記で仰っていた。物凄く納得したのだけれど、では「真っ直ぐでない表現」とはどんなものなのかとは思った。 あと関係あるのかないのかって感じのことだけれど、最近凄く好きなゴドナル書きさんが居て、たぶん私は本当にその人の話が好きなんだなと思ったのが、その御方の話を読んでいる最中は勿論のこと、その人の話を思い出すだけでもトキメイてしまうのだよね。想起までしているなんて我ながら気持ち悪いが、なんと云うか、本や映画を観て二・三日経った頃に「そういえばあの話って…」と急に思い出して考察してしまう心境と云うのかな。 ああ、なるほど、心を打つ文章とはそういうものなのか。単に好みの問題かもしれないけれど。 PR この記事にコメントする
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